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DESIGNART TOKYO 2024 OFFICIAL EXHIBITION | Reframing展
2024.10.07 HAE, 金澤韻
キュレーター・金澤韻氏の招聘により、Super Cell / 不良息子像を出展いたします。
*以下、プレスリリースより
インターネットの普及により、わたしたちは瞬時に膨大な情報を手に入れられるようになりました。しかしその一方で、手軽な情報収集は既視感のあるアイデアを生む、コモディティ化の原因にもなっています。タイムラインから流れてくるニュースやふと目にした映像。それが当たり前になったいま、いつの間にか、周りのノイズに振り回されている自分に、違和感を覚えたことはないでしょうか。DESIGNART TOKYO 2024のメインテーマは、「Reframing 〜転換のはじまり〜 」。従来の枠組みにとらわれず、別の視点から見つめ直すことで、新たな価値を提示するクリエイターたちの営みに注目しました。なかでも、このオフィシャルエキシビションは、アート、デザイン、クラフト、テクノロジーといった、異なる分野の第一線で活躍する4人がキュレーションした、約18組のクリエイターによる“Reframing”を体感できる画期的な展覧会です。独自の美を追求してきたキュレーターと、自らの信念を作品として結晶化するクリエイター。この展示を見ていると、それぞれのジャンルは文脈を語るうえで尊重すべきですが、その境界線をはっきり分けることはもはや無意味だと感じてしまいます。硬直化した思考や思い込みは、可能性を狭めてしまうだけ。彼らの作品は、そんな常識に縛られ、無意識に制限をかけている世の中に問いかけます。いま見えている世界は、誰かのフィルターに妨げられていないか。それは本質的なことなのか。Reframingの先に、ワクワクするような未来につながる、新しい発見やヒントが見つかるかもしれません。