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福原 志保

2003年ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのインタラクション・デザイン修士課程を修了。2004年ゲオアク・トレメルとともに英国科学技術芸術基金のパイオニア・アワードを受賞し、バイオプレゼンス社をロンドンで設立。アーティスティック・リサーチ・フレームワークBCLを2007年に結成。生命倫理から着想したテーマをアート作品を展開し、国内外で発表している。また、人間と環境の関係からエラーの意味を再発見し、人間を取り巻く環境を捉え直すコレクティブ、HUMAN AWESOME ERRORに参加中。

福原の作品は、ポンピドゥー・センターやパレ・ド・トーキョーや金沢21世紀美術館など国内外で展示され、研究開発したプロジェクトはクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館にパーマネントコレクションとして収蔵されている。制作や研究活動の傍ら、アートとデザイン分野を更新をするために国内外でのトークイベント、D&AD賞やアルス・エレクトロニカ賞やACC TOKYO Creativity Awardなどの審査員などを行っている。

2014年より、テクノロジーと工芸、身体性と審美性と物質性の関係が、我々の意識にクリティカルに介することに注目し、日常で身にまとうものや環境において、アンビエントコンピューティングのプラットフォーム開発とウェアラブルファッション技術開発に従事している。